しかし不思議なことに、世の中には同じ条件にいる人同士でも刺された箇所に違いが…なぜなんでしょう?やっぱり美味しいから?
「蚊は、人の呼気に含まれる二酸化炭素や汗に含まれる乳酸に反応して近づき、血のおいしそうな人を吸血する。つまり、人の体質や状態、血の味などによって、刺されやすい人と刺されにくい人が存在するんですよ」と、とある偉い?学者さんから聞いたことがあります。
蚊の吸血は、卵の成長に必要なタンパク質を動物の血液で補給する行為なので、メスしか吸血をしない。ただ、吸血時は血のおいしそうな相手を選ぶんだそうです。
では、メスの蚊はどんな血を好むんでしょうか?
「蚊は比較的O型を好み、次にB型、AB型と続いて、A型になると若干嫌う傾向がある。これは、血液型の違いを示す中の抗原物質の味がそれぞれ異なるため。血液抗原物質は人によって汗や涙、唾液にも含まれるので、蚊がそれを感知し、刺す前に吸血の可否を判断している場合もある」と、学者さん。
とはいっても、蚊好みの人ばかりが刺されやすいとも限らないそうです。というのも、蚊が人に近づくきっかけは人が発する物質によるもので、血の味とは別もの。蚊を呼ぶ物質は、体の新陳代謝が活発なとき大量に発散されるので、運動、飲酒、入浴後の人や、体質的に汗っかきな人が蚊を誘いやすい。
これらから推測するに、最も蚊に刺されやすい人は、蚊を誘いやすく、おいしい血の持ち主で、O型かつ寝汗をかくタイプ。・・・・・・つまり、わたし!?
寄ってくるものは仕方ない。。。ならば吸血する蚊を一匹でも多く一矢報いたいところ。でも、いつの間にか刺されてて、やや痛かゆい感覚があった時にはすでにおそし・・・・。食い逃げされることもしばしば・・・。しっかり吸ったのならまだいいけど、チョイ刺しチョイ刺しを繰り返し違うところばかりを刺す蚊はなんとも腹立たしい。実際、蚊は吸血がバレないように痛みを感じさせない物質を出したり、攻撃に素早く反応するといった進化をしているらしい・・・・・
「蚊が吸血しているとき、吸われている部分の筋肉にグッと力を入れてみてください。すると、筋肉が引き締まり蚊の口吻(こうふん)が抜けなくなります。そこをパチ〜ン!っと」って簡単に言うけどそんなに深く刺してんの?
そこで退治したとしてもすでに時遅し・・・・・。