身をていして赤ちゃんを守り、冷たくなった母親の手にあった携帯電話には、最後の力を振り絞った1行の遺書が残されていた・・・というニュースを目にしました。
彼女は災害被災地の四川省綿陽市北川県で、地震発生翌日の13日に四つんばいになった状態で遺体で発見され、遺体は救援隊は立ち去ろうと思うほど倒壊した建物に圧迫されていたとのこと。
何となく気になり、ふと遺体の下のすき間に手を差し入れたところ、温かいものに手がふれた。
「赤ちゃんが生きている!」。
生後3〜4カ月とみられる無傷の男の赤ちゃんが毛布にくるまれて発見された。
救援隊員が母親の体を調べると手に握られた携帯電話の画面に、1行のショートメールが残っていて、
「赤ちゃん、もし生き伸びてくれているのなら、私があなたを愛していたことを絶対忘れないで…」。
子を思う母親の愛の深さに、救援隊員も思わず涙を落とした。
こんなニュースでした。
書き込みしている今も・・・涙が止まりません・・・・
同じ状況にあったとしたら、きっと私も同じように守るんでしょうけど、遺書を残し、確かに『あなたの母親は存在し、愛していた』という証を残してあげることまでは出来なかったんじゃないかなとおもいますね。
私も阪神の震災時に被災した経験があります。
それがゆえに、未だに涙が止まりません・・・・・・。
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